

新潟市(旧岩室村)にある曹洞宗のお寺です。
1446年(文安3年)に守護代の上杉房朝の援助に建立され、この地の豪族小国氏の加護を受けて栄えたそうです。
村上の耕雲寺、村松の慈光寺、魚沼の雲洞庵と並び、曹洞宗越後四箇道場の一つとして知られて
います。
本堂は平成元年に国の重要文化財に指定された茅葺の屋根です。

このバンフの写真は火防石と言い、この地に住んでいた竜神から授かったとされる石であり、
ある時、石から煙が上がっているの見つけた住職が、水を掛けたところその煙は消え、中国のお寺が火災を免れたと言う伝説があそうです。
以降その石は火防石(かぼうせき)と呼ばれ、火伏にご利益があると言われるようになったそうです。
当日はご住職のはからいで実物を見せて頂き、お茶までご馳走になりました。
大変気さくな方で楽しいお話を聞かせていただきました。
また紅葉の紅くなる時期に行ってみたい場所です。

種月寺より車で10分弱走った旧巻町の中にある巻館跡です。
現在はセブンイレブンの駐車場ですが、しっかりと看板が立っています。
天神山城主の家臣である西山庄佐衛門の居城であったそうです。
景勝公が会津に国替えになった時に大国実頼と、その家臣団も従った為、廃止されたと伝えられているそうです。
歴史の重みと現代の象徴がアンマッチで良い感じです。
だれがこの時代にコンビニになるとは予測したでしょうか。
とても感慨深いものがありました。